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令和5年4月度診療報酬の臨時改定について

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令和5年4月度
診療報酬の臨時改定について

診療報酬の改定は通常2年に1回行われますが、昨今の医療情勢を踏まえ、令和5年4月に2項目の改定が行われます。
診療報酬の上乗せがあり、皆様におかれましては、若干の一部負担金の追加が行われることとなります。ご不明な点がありましたら、受付職員にお申し付けください。

マイナ保険証の利用について

マイナ保険証とは、マイナンバーカードに保険証の情報を載せた(連携した)ものです。これにより、医療機関ではこれまで以上に質の高い医療提供を効果的に行うことができるとされています。

これまで他の医療機関での受診状況や処置・手術等の情報、処方内容、特定健診の情報等は、患者さんから聴き取りを行うことが必要でした。マイナ保険証の活用が進めば、正確な情報を医療機関が直接得ることができます。薬剤の重複投与や副作用の防止に役立つ他、何度も同じ検査を実施しなくて済む、災害時などでも日本全国どこに行っても継続した診療ができるようになる等のメリットがあると考えられています。

また、令和5年4月からオンライン資格確認を実施することが医療機関へ義務付けられてきました。このため、2年後には保険証の発行もしなくなる等も検討されています。4月の改定では、医療DX推進のために作られた「医療情報・システム基盤整備充実体制加算」に2点の上乗せがされることとなりました。

現行 特例措置
令和5年4~12月
初診 マイナンバーカードを利用しない場合 4点 6点
マイナンバーカードを利用する場合 2点 2点
再診 マイナンバーカードを利用しない場合 - 2点
マイナンバーカードを利用する場合 - -

※表を横スクロールしてご確認ください。

マイナンバーカードを利用しない場合は、初診の場合60円、つまり3割負担で20円ほど追加になることになります。
是非、オンライン資格確認の趣旨をご理解いただき、マイナンバーカードでの顔認証による保険証確認、情報の活用にご協力いただきますよう、お願いいたします。

一般名処方の推進

医療機関は、療養担当規則において、後発医薬品(ジェネリック)の処方を検討するようにルールが決められています。
新型コロナウイルス感染症の影響等で、薬品の調達が追い付かず、一部の医薬品が不足(欠品)になっていることが話題になっています。このような場合に、薬品の銘柄を指定した処方ではなく、成分名での処方(一般名処方)を行うことで、別の医薬品に代替えできる仕組みを作り、医薬品の不足(欠品)に対応しようとするものです。例えば、鎮痛剤で有名な「ロキソニン」は商品名であり、一般名(有効成分を表す名前)は「ロキソプロフェンナトリウム」といいます。

このような事態を受け、当院では一般名処方により患者様のお薬がお手元に届かなくなることを回避する取り組みをいたします。このため、令和5年4月より、処方箋の発行点数が変更となり、患者様の負担が2円~6円追加になることをご了承ください。
「医薬品の供給不足」からのご負担増となり、心苦しい思いではありますが、保険制度の趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。