マイナ保険証の利用について
マイナ保険証とは、マイナンバーカードに保険証の情報を載せた(連携した)ものです。これにより、医療機関ではこれまで以上に質の高い医療提供を効果的に行うことができるとされています。
これまで他の医療機関での受診状況や処置・手術等の情報、処方内容、特定健診の情報等は、患者さんから聴き取りを行うことが必要でした。マイナ保険証の活用が進めば、正確な情報を医療機関が直接得ることができます。薬剤の重複投与や副作用の防止に役立つ他、何度も同じ検査を実施しなくて済む、災害時などでも日本全国どこに行っても継続した診療ができるようになる等のメリットがあると考えられています。
また、令和5年4月からオンライン資格確認を実施することが医療機関へ義務付けられてきました。このため、2年後には保険証の発行もしなくなる等も検討されています。4月の改定では、医療DX推進のために作られた「医療情報・システム基盤整備充実体制加算」に2点の上乗せがされることとなりました。
現行 | 特例措置 令和5年4~12月 |
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初診 | マイナンバーカードを利用しない場合 | 4点 | 6点 |
マイナンバーカードを利用する場合 | 2点 | 2点 | |
再診 | マイナンバーカードを利用しない場合 | - | 2点 |
マイナンバーカードを利用する場合 | - | - |
※表を横スクロールしてご確認ください。
マイナンバーカードを利用しない場合は、初診の場合60円、つまり3割負担で20円ほど追加になることになります。
是非、オンライン資格確認の趣旨をご理解いただき、マイナンバーカードでの顔認証による保険証確認、情報の活用にご協力いただきますよう、お願いいたします。