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手洗いのすすめ

Wash Hands

手洗いのすすめ

今年4月に新診療所をオープンし早くも半年が過ぎました。この間、コロナウイルス感染症の患者数に日本中が一喜一憂している状況で、「巣ごもり生活」という言葉も出てきました。皆さんはどのようにお過ごしだったでしょうか?

この間に「新しい生活様式」なるものも出てきて、戸惑っておられる方も多いと思います。これからインフルエンザの流行時期にもなります。コロナだけではなく、インフルエンザの対策としてもとても有効ですので、ぜひ一度見直してみましょう!

今回は手洗いについて、お話します。

手洗い

皆さん手を洗う時に、どのように手を洗われているでしょうか?
意識していないと、流水でチャチャっと・・・何となく洗っていませんか?

実はウイルスは水とハンドソープでかなり洗い流せるのです。この時に、指の間や爪を意識することがとても大事ですが、それ以上に「流水で」「30秒」ということを意識してみましょう。

手洗いのすすめ
(参考文献)森功次他:感染症学雑誌.80:496-500(2006)

手洗いのタイミング

むやみに手を洗っていても、手があれる原因にもなります。実は手を洗うタイミングも大事です! 公共の場所から帰った時、咳やくしゃみをしたとき、ご飯を食べる前後など・・・意識するだけでも随分違います。

手洗いの、5つのタイミング
(出典:厚労省ホームページ「国民の皆様へ(新型コロナウイルス感染症)」より)

水道で手が洗えないとき

外出先などで、近くに水道がなく手が洗えない場合などは、現在建物の入口に手指消毒用のアルコールが置かれています。こういったものを利用して、簡易消毒をしましょう。こういった消毒薬を使用する場合は、「ゆっくりしっかりと1プッシュ」した量が適量となります。アルコール濃度等により、適量は消毒薬ごとに違いますが、必要な量が出るように作られていますので、しっかりと1プッシュして、手全体や指の間、爪、手首までしっかりと擦り込みましょう!

当院の対策

玄関の自動ドアは非接触により開閉するようになっています。また、風除室にアルコール消毒薬を置いていますので、お入りになる際は、手指の消毒をお願いいたします。